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部屋を空にした男が語るミニマリストのメリットと、それでも買ってしまったもの

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私自身、昔は家の中にはものが溢れていまして、ミニマリストとはほど遠い生活でした。

家庭菜園したり、空気清浄機買ったり、ペットを飼ったり…

初めて一人暮らしした人あるあるかと思います笑

しかし転職を機に引っ越すとき、部屋のモノの多さに唖然とします。

この9割以上全く使ってないじゃないか…

そのときからノマド的な生活を考えていたため、思いきって引越し先には衣類しか持ってかないことにしました。

引越し先は当然なにもないため、モノが本当に「ゼロ」の生活です。

その生活から分かった、ミニマリストのメリットと、それでも買ってしまったものをまとめたいと思います!

ミニマリストのメリットは?

機動力が軽くなる

やっぱり気持ち的にはこれが一番大きいですね。

旅行中でも、家でも、モノが増えれば増えるほど「移動面倒だなー」「引越し面倒だなー」という感覚があります。

なのでモノが減ってしまえば、身軽に生きていくことができるわけですね。

たとえば私はいま海外の永住権を取ろうとしているのですが、枠が空いた瞬間すぐに飛びつくことができました。

やっぱり仲介会社のかたのお話を聞いても、「みなさんなかなか動けない」というお話を聞きます。

そう行ったチャンスをすぐに捕まえにいけるのも、モノを減らして身軽にしたからこそですね。

海外移住とか、沖縄に転職とか、あらゆる選択肢を選びやすくなります。

意志力を温存できる

人は何かを選択するごとに意志力が使われて、1日の終わりには意志力がなくなってきてしまうと言われています。

たとえばオバマ大統領は決断を下すことが多いため、無駄なことで意志力を使わないようになにを食べるとかなにを着るとかは全て他の人に任せているそうです。

スティーブ・ジョブズも無駄な選択をしないために毎日同じ服を着ているので有名ですよね。

モノが多いということは、選択することが多いということです。

そのためものを減らすことで、無駄な選択を減らし意志力を温存できると言われています。

とはいえミニマリストになったところで「いま意志力温存できてるわー」なんて思ったことはないですが、やっぱり選ぶことが少ないのは気持ち的に楽です。

選択にかかる時間が減る

選択が減るということは純粋に時間が生まれるということですね。

たとえば服を3着の中から1着選ぶのと、20着の中から1着選ぶのとではかかる時間も違います。

つまりものが減れば、ものを選んだり探したりする時間が節約できます。

仮に毎日10分だけものを選ぶ時間が節約したとしても、一生で考えたらものすごいアドバンテージですよね。

探し物が楽

私自身は、部屋にものが溢れすぎて、どこになにがあるかわからないなんてことが多々ありました。

「どこに置いたっけ?」ってなりながら、部屋中家中漁りまくって、でも見つからない…

しかしミニマリストになると、視界に全てのものが入ります。

なんでその場で周り見わたすだけで一発でわかります。

前だったら「家の中のどこかにあるはずなんだけど…」ってずっとモヤモヤしていたのが、「確実にないな」と諦めがつくのです。

この割り切りができるのは、割と大きいメリットでした。

人間の把握できる数には限界がある

人間の把握できる数には限界があるそうです。

つまり、ものが増えるとそもそも頭の中から抜け落ちてしまうとのことです。

なんか選んだ後に「あ、これもあったかー!こっちの方がよかったなー!」って思うようなやつです。

なので、本当に大事なものだけを残すことで、その大事なことが頭から抜け落ちないようにすることができます。

やることリストとかもそうですが、やらなくちゃいけないことが増えすぎると忘れちゃいます。

実際に、頭の中に入っているものは少なくしておいた方が悩みも少なくスッキリした感覚で人生過ごすことができます。

無駄な選択をしなくなる

ついついやらなくちゃいけないことをせずにゲームをしてしまう、なんてことはないでしょうか。

それも、ゲームがなければそもそも起きません。

だから不要なものを排除できる人は、無駄な選択自体を減らせます。

と、理想を言えばそうなんですが実際そう思い通りにはいきません笑

私自身、悪癖を経つ目的の断捨離をしたことはなんどもありますが、意思力が足りずすぐに買い戻してしまいました。

もはやそれを買い戻すお金がもったいないので、捨てること自体が無駄な行動だと悟って諦めています。

ミニマリスト界で有名なしぶさんもゲームは続けているため、捨てればオッケーな話でもないかなーと思っています。

とはいえ人によっては、捨てることで悪癖を絶っていくことはできるかもしれないので、試してみるのも良いかもしれません。

ミニマリストになるための、ものを捨てるための考え方

ではそのメリットを享受するために、どのように必要なものを選べば良いのでしょうか。

経験上いるかいらないかで考えるとなかなか捨てづらいので、「それ自分が持つ必要ある?」という考え方がオススメです。

たとえば家にキッチンなくても外食で済ませるのなら問題ないし、洗濯もコインランドリーでできます。

「何で冷蔵庫買わないの?」って聞かれたときに、「家の前のスーパーがうちの冷蔵庫だ!」なんてこともよく言ってました。

世界を自分の家にしちゃうわけです。

また今の時代レンタルも溢れていて、あまり使わないものはそっちの方がお得だったりします。

レンタルは使うたびのに金がかかるとはいえ、維持費もかからないし、どんどん新しいものが使えるようになります。

私は試してませんが、衣類やアクセサリーのレンタルなんてのもあるそうです。

自分で持つのに固執して結果的に損しちゃうケースも多いため、自分で持つ以外の選択肢を考えてみるのはおすすめです。

ミニマリスト生活を諦めて買ったもの

と、机上の理論はそうなんですが、実際に生活するとそうは行きません。

ここでミニマリストを諦めて買ってしまったものを紹介していきます。

洗濯機

最初はコインランドリーで洗濯しようと思ったんですが、物凄い時間も金も取られるわけなんですね・・・。

コインランドリーに服を抱えていって、洗濯が終わるまで待って、また取りに行って、干さなくちゃいけない。

特に家から離れていたので、待ってる間もコインランドリーの近くで時間を潰すのが大変でした。

家での洗濯すら面倒な私にとっは、たいへんな作業量です。

しかもミニマリストって服の数も少ないから、行く回数も多くなっちゃうんです。

少しの服を何百円も払って週何回も洗いに行くって、無駄ですよね。

これはダメだとすぐに察して、最初に買った家電となりました。

もちろんコインランドリーで生きてる人はいるのでできないはずはありませんが、私は無理でした。

せめてコインランドリーの近くに住んだほうが良いと思います。

ベッド

まず一番最初は海外旅行のために買った寝袋で生活していたんですが、全身が痛むし、眠れないしで最悪でした。

さすがに仕事に影響出ると思いすぐに布団を購入したのですが、それでも腰を痛めてしまうことに・・・。

睡眠って健康を維持するために本当に大事で、起きてる時間の生活にもだいぶ影響を与えてしまいます。

健康的に暮らせなくなってしまっては元も子もないため、ベッドは私が健康的に生きるうえで必要と判断し、購入するにいたりました。

機動力が大幅に減ってしまうためできれば持ちたくないなーという思いはある反面、健康には変えられません。

冷蔵庫

これは正直、微妙なところです。

今後また捨てるかもしれません。

ただ自炊することがあるのならば、買った方が良いと思います。

最初は「スーパーが冷蔵庫だ!」って言いながら自炊生活をしてました。

しかし夏になると、そうは言ってられなくなってきました。

すぐ使わないとすぐ食べ物がダメになるし、それを防ぐために毎日買いに行かないといけないんですね。

買いに行く時間も無駄だし、小さいサイズのを買うと結果的にコストがかかるしで、「これ冷蔵庫買った方がお得じゃない?」ってなって買ってしまったわけです。

逆にいえば、自炊しなかったり、食べ物がダメにならないような環境であれば、冷蔵庫は必要ないと思っています。

自炊すると食器など生活に必要なものが増えるし、家が汚れやすくなったりするので、そもそも自炊自体しないほうが良いんじゃないかと今も疑ってはいます。

まとめ:ミニマリストのメリットと、それでも買ってしまったもの

空っぽの部屋で生活した経験から、そのメリットと、それでも買ってしまったものを紹介しました!

メンタリストのDaigoさんは「これからはミニマリストじゃなくてオプティマイザーだ!」なんてことを言っていて、これはものを減らしすぎるのではなく最適な状態を探すのが良いというものです。

人それぞれ必要なもの、必要でないものは異なるため、最適なものの状態を探してみると良いかもしれません!